白濱です！

新人の坂本菜実が凄い事になっている。
4月初めから5月下旬まで、僕からのダメ出しのほとんどを一身に受けていた彼女が、今はこの作品の中で安心してみていられる女優の一人になっている。

今、王たる者を上演していく全てのメンバーの中で、腰砕けになっている人間は一人もいない。
どんなにきつくダメ出しされようが、朴とつに食らいついてくる。
考えてみれば当たり前だ。
だけど、実際に誰でもやれるのかと言えば、決してそんな事はない。
どこかで妥協する人もいる。
だけどそれがない。
当然の事を誇らしく思う。

明日も明後日も、ただひたすら目の前の本番に向けて稽古していくだけだ。

この作品を多くの人に届ける事ができたらいいなと心底思う。

残すところ10日。

磨けるだけ磨いていこう！

と！思いつつ、なかなか思うように追いつけないでいます！
今日はメンバーも少なかったため、集中的にやらせえてもらいました！
焦りで台詞がしどろもどろになるなど、完全にてんぱってしまったり・・・。
しかし、ようやく最後まで行き着くことができ、さらに刷り込んで行こうと思います！
ラスト前のあのシーン・・・グッと来ます・・・。

ケータイからは名前を入力しないと、誰だか分からないようです・・・。しらはまでした！

加筆・修正を重ねながらの稽古が続いている。
納得のいく作品に仕上げるために、細かい部分へのダメ出しもある。モダン館歴の長いメンバーやベテランは、場を読みすぐに稽古に反映させようと試みる。

新人は、まだここが甘い。
出来ていない事へのダメ出しを、うまく受け止められないでいる事も多い。
考え込んでも出来ていない事には変わりはなく、どれだけ指示された事を速やかにやろうとするのかが大事だと思う。キャリアが少ない分、考えてもそんなに多くの引き出しは期待できない。つまり今、稽古を重ね、何度も何度もダメを出されて、役者としての深みを増していくのだろうと思う。
素直に受け止められるかどうか。
やっています・・・という自己主張を感じることもしばしばだが、そんなものは全く必要ない。
舞台に求められるのは結果だ。

僕自身も人生において、何度も「やってるよ！」と自己主張をやってきた。
だけどそれは、自分の能力の限界をさらけ出しているだけなのだと気づいた。

面白くしたい。

稽古するしかない。

台本が完成した翌日に一度通し稽古をした。
後半は本を持った状態ではあったものの、みんな気合が乗り、初通しとしては良かったと思う。

今日は中盤を繰り返し入念に稽古。
気持ちのあり方や、立ち位置など細かく稽古したものの、現段階ではもっと大胆にやってほしい所がある。

長崎公演まで、ちょうど残り1ヶ月。強い気持ちを持って臨もう！


先日から松下君が、新たにメンバーとして加わった。
線が細く、若干南こうせつに似てなくも無い男の子だが熱い！
これから共に頑張っていきたい！

昨日の夕方、台本が完成しました！

この４月から書き始め、新しいメンバーとコミュニケーションをとりつつ、最高にいい形で舞台に上がれるよう、こだわってこだわって書き綴りました。
演出を存分に入れて、モダン館最高の舞台に出来るよう頑張ります！

僕も役者として、ようやくスタートラインに立ちました。これから皆に追いついて、追い越します！！