仕事の後に雲仙から稽古場まで通っている24歳。
去年まで福岡で暮らし、その福岡でコントライブに出演を続けている24歳。
モダン館に入団したきっかけは、昨年上演した蠍城の麗人を福岡で観劇したことだという。
雲仙というと、長崎市内から1時間を越える道のり。
仕事の後なので稽古場への到着は22時を回る。
ちょうどモグラ道の稽古が終盤にさしかかったくらい。
モグラ道の稽古の後に酒井君を育てる時間がやってくる。
流星仮面、嘘偽りなき化身、僕の作品をとにかく体で覚えてもらう。
これまでに体験したことのない感覚に、酒井君は素直に反応し感激してくれる。
と、稽古を終わろうかな・・・と、したその時・・・
「コントの台本、今度やるヤツを持ってきたんですけど、読んでもらえませんか?」
ほう!読みたい!!
酒井「白濱さん、この役をやってもらっていいですか?」
白濱「お、俺が?」
酒井「あ、はい!」
白濱「俺がこの役を読んだらいいの?」
酒井「あ、はい!」
飛永「ほう!」
フミ「みた~い!」
白濱「わ、分かった!い、いきなり読み合わせやる?」
酒井「いや、一回通して読んでください」
白濱「あ、はい!」
読む・・・・・よく分からない・・・・・。
白濱「とりあえず、やってみようか」
酒井「お願いします!」
・・・・・・・・・・・・
おもしろい!
台本って意味では、いろいろアドバイスはしたけど、アイディアやセンスは凄くいい!
稽古後に「影武者修行とその他2編」の話になって、アスラン(フミ作)とキャンドル(マユ作)褒めてた!
せ、センスいい!!
これは久々に大型新人の登場だぜ!
バリバリ仕込んで、早いトコ皆さんの前に立たせたい!
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